のどが渇く|糖尿病の検査・治療なら大阪市北区天神橋の「佐藤内科クリニック」

のどが渇く

糖尿病でのどが渇く原因

血液中のブドウ糖の濃度が血糖値であり、高くなるにつれて血液が「ドロドロ」になってしまいます。糖尿病になると高血糖に加えて、全身の血管が硬く脆くなってしまいます。そのため、糖尿病が進行するにつれて動脈硬化も進んでしまい、心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる危険な病気にかかるリスクも跳ね上がります。
体が血液のドロドロ具合を解消するために水分を欲すようになりますが、これは少しでも血液をサラサラにしてリスクを低くするためです。糖尿病になるとのどが渇いてよく水分を取るようになるのは、心臓病や脳梗塞といった命に関わる疾患を避けるための防御反応です。

のどの渇き・多飲は「黄色信号」

のどの渇き・多飲といった症状が出てくるのは、糖尿病がある程度進行しているからです。糖尿病が進行してくると、心筋梗塞や脳梗塞といった危険な病気にかかるリスクが高くなり、体が回避しようとするためです。
そのため、のどの渇きや多飲といった症状が出てくるようなら、その他に何も症状がなくても早めに当院にご相談ください。

糖尿病以外に考えられる病気

発熱

糖尿病以外でのどの渇きや多飲といった症状が出てくるのは、細菌、ウイルスの感染などといった疾患が考えられます。のどの渇きの他に、食欲不振、下痢、頭痛、寒気といった症状があるなら糖尿病ではないかもしれませんが、どちらにしても放っておくのは良くなく、一旦受診して医師にご相談ください。

脱水症

体の水分が不足してしまうと脱水症になり、のどの渇きだけでなく血圧の低下や立ち眩み、体の力が入らない、口腔の乾燥などといった症状が現れます。原因として考えられるのは、水分の摂取量不足、高温、下痢や嘔吐、多量の発汗などが考えられます。
水を飲むことができれば大丈夫ですが、自力で水が飲めないほどぐったりしている、吐き気が酷くて水を飲み込めないなどといったときには、すぐに医療機関の受診をしなければなりません。

副甲状腺機能亢進症

副甲状腺機能亢進症は、甲状腺に腺腫やがんといった腫瘍ができる病気です。腫瘍ができてしまうと副甲状腺ホルモンが不要なほど多く分泌されてしまい、高カルシウム血症、骨粗しょう症、尿路結石などの疾患を発症してしまいます。この中でも、特に高カルシウム血症の場合にのどの渇きを覚えます。
その他、疲労感、頭痛、胸やけ、吐き気などの症状も現れます。

更年期障害

更年期が来るのは、4555歳頃です。特に女性は閉経後にエストロゲンというホルモンの分泌が急に少なくなってしまうことで、更年期障害を引き起こしやすいです。症状はのどの渇きだけでなく、顔の火照り(ホットフラッシュ)やのぼせ、動悸、息切れ、頻脈、発見、耳鳴り、イライラ、不安感、頭痛、うつ症状、不眠などが出てきます。

シェーグレン症候群

シェーグレン症候群とは、唾液や涙を作るための組織に炎症が起こってしまうことで発症する疾患です。主にのどの渇きが症状として現れます。原因は体を防御するための免疫に異常が起こってしまい、自分の体を攻撃してしまうという自己免疫の異常が一つ挙げられます。
その他に考えられる原因としては、細菌・ウイルス感染、遺伝、女性ホルモンの異常などもあり、主に50代女性に多い疾患です。

尿崩症

尿崩症は、排尿が異常なまでに多くなってしまう疾患です。原因はホルモンの分泌異常と考えられていて、症状としてはのどの渇きが挙げられます。のどが渇いた気がするというだけでなく、実際に水分の摂取が足りなければ脱水症になってしまうケースもあります。脱水症までなってしまうと深刻で、頻脈や血圧の低下、吐き気などといった症状が現れる場合もあります。
尿崩症は大きく分けて2種類あり、「腎性尿崩症」は遺伝子の異常や腎疾患が原因とされています。一方で、外傷や脳腫瘍が原因と言われているのが、「中枢性尿崩症」です。

薬の副作用

胃薬や抗アレルギー薬、高血圧の薬などは副作用を伴い、場合によってはのどの渇きを覚えることもあります。とはいえ、必ず副作用が出るというわけではなく、飲み合わせや体質にも影響します。この他にも、のどの渇きを覚える薬は様々なものがあるため、お薬手帳をご持参の上で医師にご相談ください。

まずはご相談ください

院長のどの渇きがあるからといって、糖分を多く含む清涼飲料水は良くありません。基本的には水や薄いお茶を飲むようにし、いくら飲んでも乾きが癒されない、といった場合には、糖尿病などの病気が考えられるため、すぐに当院にご相談ください。
また、診察の際にはどのような食事をしているのか、どの程度水分を摂取しているのか、のどの渇き以外にどのような症状があるのかなどを詳しく問診でご質問させて頂きます。