大阪府、大阪市の皆様、ご健康如何でしょうか。何かお困りないでしょうか。ようやく新型コロナ第７波もおさまりつつありますが、新学期が始まり感染の再拡大が懸念されますので発熱、咽頭痛、咳など気になる症状があれば、本院の佐藤内科クリニックにいつでも気軽にご相談ください。適切な検査、処方をさせて頂きます。また、もうしばらくの間ではありますが、本院から徒歩２分の分院であります大阪天満消化器内視鏡内科クリニックにて、本来の胃、大腸内視鏡検査、消化器症状はもちろんのこと、本院で診させて頂いておりました生活習慣病、院内採血なども同分院にて診させて頂いておりますので、何か困った事あればいつでもご受診ください。来週から理事長佐藤公昭が毎週火曜日は分院にて生活習慣病を診る事になりましたので、佐藤をご指名の方おられれば火曜日終日診察しておりますのでご受診頂ければ幸いです。

さて、このような国難と言うべき時代におきまして非常に残念な事例がおこっております。大阪市北区の薬局さまから「新型コロナ陽性の方、またはその疑いのある方は処方箋の受理をお断りする」との意見が大阪市北区医師会や当方に通達されております。非常に残念な事であります。同じ医療従事者として恥ずかしい事であります。理由が薬局スタッフがコロナ患者さまからの感染の恐れがあるからとの事。その考え自体がすでに時代遅れであり、もっと言えば医療従事者の根幹である患者さまへの奉仕の志をお忘れの事かと存じます。（無論、そのような薬局は少数派であり、多くの薬局さまは頑張って戦われておりますが）断じてあってはならないこと、応需義務違反にもなる重大な違反行為であります。一部の薬剤師会会員の新型コロナにおける認識が今もってこれほど低いものかと感じております。東京に次ぐ感染者数の多い大阪でさえ新型コロナに対する認識がこれほどのものかと憂いております。一部の薬局の方々、今一度、生まれたての赤ん坊、小児、高齢者が高熱で苦しんでる事を自分の身内と思って行動をおこしてください。処方箋を絶対に断らないでください。必ず、何か工夫ができるはずです。知恵をしぼり、大阪府、大阪市民の皆様に薬を出してください。当方でさえもスタッフが知恵を振り絞りながら１日３００名の新型コロナ患者さまをみる事ができるようになりましたから。無論、まだまだ問題は多いですが、今こそ医療従事者すべてが力を合わせる時ではないでしょうか。新型コロナ感染が終息するまでともにがんばりましょう。

発熱患者さまで薬局から処方箋の受理を拒否された際には、大阪市北区薬剤師会にご連絡されてみてはいかがでしょうか。何か方策を見つけて頂けるかと存じます。

第７波が終わるまではもうすぐです。大阪府、大阪市の皆様、今しばらく頑張って下さい。

我々、医療法人佐藤内科クリニックもスタッフ総出で精進してまいります。　理事長　佐藤公昭