「分院の開設のご報告」 | 佐藤内科クリニック

新着情報(分院サイト)

2021.05.04

「分院の開設のご報告」

いわゆる新型コロナ感染症の時代、皆様方におかれましては、日々、多大なご苦労をされておられる事かと存じます。

私も未知のウイルスが、これほど人間のいとなみに影響を与えるものかと日々実感しながら診療をしている毎日であります。

佐藤内科クリニックがここ大阪の地で産声をあげ、早8年が経ちました。この間、膨大な人数の患者さまを診させて頂きました。1日平均180名の患者さまを診させて頂きました。一人の患者さまに全身全霊を込め診療をさせて頂いたつもりですが、いたらぬ事、多々あったかと存じます。この場をおかりし深くお詫び申し上げます。それと同時に、これほどまで多くの患者さまに来て頂いた事に大変感謝申し上げます。8年経ち、社会情勢も医療情勢も大きく変化してきました。新型コロナ感染症がそれをより一層加速させております。ここで、今まで私なりに考えておりましたクリニックの細分化を果たせる時期がようやくきました。

現在、天神橋筋4丁目商店街内の本院にて行っておりますあらゆる疾患(発熱、咳、頭痛や下痢、嘔吐、腹痛などあらゆる急性期症状、高血圧、糖尿病、高脂血症、痛風などのすべての生活習慣病、消化器疾患、肝臓疾患、超音波エコー検査(腹部、心臓、頚動脈、甲状腺、乳腺、前立腺、子宮、卵巣等)、胃・大腸内視鏡検査・大腸ポリープ切除術など)は引き続き診させて頂きながら、本院から徒歩2分の分院におきましては、年々高まります内視鏡検査需要にスムーズにご対応できるべく、月1800件(年間2万2千件)の胃・大腸内視鏡・大腸ポリープ切除術を行います施設を整えました。また、内視鏡検査・治療のみならず、消化器疾患、肝臓疾患のスペシャリストを招聘し、より内視鏡内科・消化器内科に特化した施設であります。常勤医師、非常勤医師の数も大幅に増員しております。

しかし、どんなにハード面が整っていたとしても医師、看護士、検査技師、受付事務など、我々医療従事者にとって一番大事な事は、患者さんに対する思いやりの心、奉仕の精神。いくら施設が整おうが、この心と精神を失っては意味がありません。「患者さまを自分の親、兄弟姉妹、子供と思い最善の事をつくしなさい。それが医師の役目である」これは、医師である私の父の言葉です。この言葉を一生の誓いとします。どんな些細な事でもかまいません。お困りの事あらば、何なりとお申し付けください。本院・分院のスタッフが一丸となり、誠心誠意、診させて頂きます。

この新型コロナによる国難の時代、医療人である私どもが最善の努力をする事が明るい未来への絶対条件。市民の皆様から求められる地域医療の根幹。

何卒、皆様方、今後とも宜しくお願い申し上げます。

医療法人 佐藤内科クリニック 本院

大阪天満消化器・内視鏡内科クリニック 医)佐藤内科クリニック天満駅前分院

    令和3年4月吉日 理事長 佐藤公昭