当院の内視鏡検査の費用
当院の大腸カメラ検査・胃カメラ検査は、自費健診以外では【保険適応】となります。
そのため内視鏡検査の費用は、ご自身の保険料の負担額によって費用が決まります。
胃カメラ検査の費用(3割負担の場合)
内容 | 費用 |
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診察料 | 約300~1,000円 |
胃内視鏡検査(胃カメラ検査) | 約4,500円 |
病理組織検査 | 約5,500~9,000円 |
ピロリ菌検査 | 約700円 |
合計 | 約5,000~15,000円 |
大腸カメラ検査の費用(3割負担の場合)
内容 | 費用 |
---|---|
診察料 | 約300~1,000円 |
大腸内視鏡検査(大腸カメラ検査) | 約5,500円 |
大腸内視鏡検査(ポリープあり) | 約15,000~30,000円 |
病理組織検査 | 約3,000~8,000円 |
合計 | 約6,000~40,000円 |
利用可能なクレジット・電子マネー ・
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各費用の説明
診察料
診察料は、初診料と再診料に分けられます。初診料とは、当院を初めて受診される患者様にかかる費用であり、再診料とは、同月内に同じ症状で複数回受診された場合にかかる費用となります。
胃カメラ検査
胃カメラ検査と呼ばれていますが、食道や十二指腸を含めた上部消化管全域の観察が可能です。ファイバースコープ先端のカメラが粘膜の状態をリアルタイムに写し、疑わしい部分の組織採取も可能です。これにより多くの疾患の確定診断につながります。胃がんは日本人の死因として長く上位を占めていたため、治療法や予防法の研究も大きく進み、現在は超早期の発見が可能になっていて、早期発見と適切な治療で生活に支障なく完治可能な病気になっています。リスクに合わせた頻度で内視鏡検査を受けることで早期発見できれば、怖い病気ではないのです。
胃カメラ検査における病理組織検査/ピロリ菌検査
病理組織検査とは、病変が疑われる胃・食道・十二指腸の粘膜の一部を採取し、診断を行う検査のことをいいます。 ピロリ菌検査とは、螺旋形の細菌(ピロリ菌)が胃粘膜に生息するかを確認する検査です。 ピロリ菌はウレアーゼという酵素を分泌して周囲を中和できるため、強酸の環境である胃の中でも生息することができます。衛生状態が改善すると感染率が減りますが、先進国では例外的に日本人の感染率が高いことがわかっています。ピロリ菌はヒトからヒトへ感染するので、身内に胃がんや十二指腸がん、ピロリ菌の感染に罹った方がいると、感染リスクが高いと考えられます。ピロリ菌の感染がみつかった場合、除菌治療によって疾患発症のリスク低減やお子様や周囲の方への感染拡大を予防することにもつながります。
大腸カメラ検査
直腸から盲腸までの大腸全域の粘膜を直接観察する検査です。ポリープや炎症の有無、病変の形状やその特徴を確認し、組織を採取して生検を行うことで確定診断が可能です。また、将来がん化する可能性が高い大腸ポリープを発見した場合は、検査中に内視鏡による切除ができます。大腸カメラ検査は早期の大腸がんや前がん病変の大腸ポリープの発見に優れています。正確な診断による適切な治療が可能になり大腸がんの完治や予防につながります。当院では、経験豊かな専門医が大学病院レベルの機器を使って質の高い検査を丁寧に行っています。定期的な大腸カメラ検査でQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を守りましょう。
大腸カメラ検査におけるポリープ切除
大腸ポリープは大腸粘膜にできた腫瘍で、いくつかの種類に分けられます。そのうち大腸がんを発生させる可能性が高いのが腺腫の大腸ポリープです。そのため腺腫の大腸ポリープが大きくならないうちに切除することは将来の大腸がん予防になります。当院では大腸カメラ検査時に発見したポリープをその場で切除する日帰り手術を行っています。検査と治療予防が1度にできてしまうため、後日改めて切除のスケジュールを作る必要がなく、前日の食事制限なども1度ですみます。
当院の内視鏡検査の特徴
①西日本最大級の3階建て内視鏡専門クリニック
西日本最大級の広さの内視鏡専門クリニックとして、天満駅から徒歩1分の場所に開院いたしました。広々とした落ち着いた空間で、リラックスしながら内視鏡検査が受けられる体制を整えています。
②内視鏡専門医による無痛内視鏡検査
研鑽を積んだ内視鏡専門医による苦痛を抑えて楽に受けられる無痛胃カメラ検査・大腸カメラ検査で、病気の早期発見・治療を行っております。
③最新の内視鏡システム「EVIS X1」を導入
当院に導入されている内視鏡システムは、「EVIS X1」という大学病院にも導入されはじめている最新鋭の機器です。搭載されている機能には、短時間で微小な病変発見を可能にする画像強調観察、近接拡大観察などがあり、手元の操作で容易に切り替えることができるため、短時間に精度の高い検査が可能です。また、繊細な操作を先端まで正確に伝えるスコープなど、経験豊富な専門医のスキルを最大限に生かした検査ができるため、安全性の高さに加え、患者様のご負担も大幅に軽減できます。
④鎮静剤・鎮痛剤による苦痛・痛みへの配慮
検査の際は鎮静剤・鎮痛剤を使用することで眠っているような状態で検査が受けられます。苦痛を感じることなくリラックスした状態で検査が受けられるので、検査時間も短縮することができてお体への負担も軽減できます。
➄胃カメラ検査・大腸カメラ検査の同日検査にも対応
胃カメラ検査と大腸カメラ検査を1日で行うことができます。検査の準備などを1度で済ませることができるので、お忙しい方も気軽に検査が受けられます。
⑥お腹の張りを抑え、検査後の苦痛を軽減
大腸粘膜にはたくさんのヒダやシワがあるため、それで隠された部分を観察するために気体を入れて腸を膨らませます。空気を入れると検査後も長くお腹の張りが残ってしまいますが、当院では空気より200倍吸収の速い炭酸ガスを送気するシステムを備えています。これにより検査後、速やかにお腹の張りが解消するため、検査後の不快感が大幅に減少しています。炭酸ガスは体内で二酸化炭素となって、呼気として自然に排出されるため、安全性も高く、スムーズに日常生活に戻ることができます。
➆日帰り大腸ポリープ切除対応医院
大腸カメラ検査時に見つけた大腸ポリープは、その場で切除することができます。前がん病変の大腸ポリープを切除することにより、大腸がんの予防につながります。
⑧土曜日・日曜日も内視鏡検査対応
平日、お仕事や家事・育児などでお忙しくてなかなか検査に来られない方も、安心して検査が受けられるように当院では土曜日・日曜日も内視鏡検査を行っております。
⑨3階に院内下剤専用のフロア完備
3階部分は院内下剤専用のフロアになります。個室3部屋、テーブル席5席、オープン席をご用意しています。また、個室トイレは7個完備しています。
➉内視鏡ブース3ブース、リカバリーベッド7台
内視鏡検査室は3部屋、検査後のリカバリースペースにはベッド7台を完備しています。内視鏡専門のクリニックとして、多くの方が検査を受けられる体制を整えております。
⑪検査終了後は眠ったままストレッチャーで移動
検査後は、体勢を変えることなく寝たままで移動することができます。鎮痛剤・鎮痛剤を使用しているので、ストレッチャーで寝たまま移動することでお体への負担を軽減いたします。
⑫下剤を飲まない内視鏡検査の実施
当院は、下剤を飲まない大腸カメラに対応しています。下剤による前処置に不安がある方、下剤の味が苦手な方はお気軽にご相談ください。
⑬大阪環状線天満駅徒歩1分、大阪駅から一駅で来院できる好立地
大阪環状線「天満橋駅」から徒歩1分と駅からすぐで通いやすいクリニックです。大阪駅からも一駅で来られるので、アクセスが便利です。
この記事の監修者
経歴
- 北里大学 医学部 卒業
- 久留米大学医学部附属病院 消化器内科 入局
- 福岡県済生会二日市病院 内科・消化器科 医長
- 平成25年6月 佐藤内科クリニック 開業
所属学会
- 日本内科学会 認定医
- 日本消化器病学会 専門医
- 日本消化器内視鏡学会 専門医
- 日本肝臓学会認定 肝臓専門医
- 日本ヘリコバクター学会 会員
院長 佐藤 公昭